音楽理論 第1章

インターバル(音程差)の導き方その2 ~第1章~(12/16)

2017年10月25日

インターバル(音程差)

前回「インターバル(音程差)の導き方」に引き続き、インターバルを導いていきましょう!

もう一度、クオリティの5つの決まりごとを確認しておきましょう!

  • MA(メジャー)が半音下がったらmi(マイナー)になる。
  • P(パーフェクト)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)になる。
  • P(パーフェクト)が半音上がったらAug(オーギュメント)になる。
  • MA(メジャー)が半音上がったらAug(オーギュメント)になる。
  • mi(マイナー)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)になる。

この5つをしっかり頭に入れておきましょう!

 

例題

以下のインターバルを考えてみましょう。

 

1.クオンティティを導く

インターバルを見る時は、低い方の音符を1と捉えるので、B1とするとF5になりますね!つまりクオンティティ5になります。

 

2.メジャースケールのインターバルと比較してクオリティを導く

低い方の音符、Bのメジャースケールと比較してみましょう。Bメジャースケール5個つきますね!分からない方は「メジャースケールを五線譜に表す簡単な方法!(シャープキー編)」「調号の簡単な覚え方。丸暗記の必要なし!(シャープキー編)」を復習しておきましょう

 

Bメジャースケールは、F、C、G、D、Aに♯がつきます。ここでメジャースケールのインターバルをもう一度確認しておきましょう。

P1 MA2 MA3 P4 P5 MA6 MA7 P8

でしたね!

 

ここで、もう1個の音符、Fに注目してみましょう。

BメジャースケールFが付くので、F#であればインターバルはそのままP5となります。しかし、今回Fに♯が付いていないので、P5半音下げなければいけません。ここで先程のクオリティの決まりごとを思い出しましょう。P(パーフェクト)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)でしたね!つまり、このインターバルはDim5になります!

 

低い方の音符がCのであれば、Cメジャースケールで考えれば良いので簡単にインターバルが導けますが(Cメジャースケールは#、♭が付かないので)、他のキーになると♯、♭がいくつ、どの音符に付くかを導いてからインターバルを導かなければなりません。ですので、

この辺はきっちり復習しておきましょう!以前に学んだ知識が後々必要になったりしてきますので!

 

今回はここまでです!お疲れ様でした~(*^^*)!

次回↓

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