前回「インターバル(音程差)の導き方」に引き続き、インターバルを導いていきましょう!
もう一度、クオリティの5つの決まりごとを確認しておきましょう!
- MA(メジャー)が半音下がったらmi(マイナー)になる。
- P(パーフェクト)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)になる。
- P(パーフェクト)が半音上がったらAug(オーギュメント)になる。
- MA(メジャー)が半音上がったらAug(オーギュメント)になる。
- mi(マイナー)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)になる。
この5つをしっかり頭に入れておきましょう!
例題
以下のインターバルを考えてみましょう。
1.クオンティティを導く
インターバルを見る時は、低い方の音符を1と捉えるので、Bを1とするとFは5になりますね!つまりクオンティティは5になります。
2.メジャースケールのインターバルと比較してクオリティを導く
低い方の音符、Bのメジャースケールと比較してみましょう。Bメジャースケールは♯が5個つきますね!分からない方は「メジャースケールを五線譜に表す簡単な方法!(シャープキー編)」「調号の簡単な覚え方。丸暗記の必要なし!(シャープキー編)」を復習しておきましょう。
Bメジャースケールは、F、C、G、D、Aに♯がつきます。ここでメジャースケールのインターバルをもう一度確認しておきましょう。
P1 MA2 MA3 P4 P5 MA6 MA7 P8
でしたね!
ここで、もう1個の音符、Fに注目してみましょう。
BメジャースケールはFに♯が付くので、F#であればインターバルはそのままP5となります。しかし、今回Fに♯が付いていないので、P5を半音下げなければいけません。ここで先程のクオリティの決まりごとを思い出しましょう。P(パーフェクト)が半音下がったらDim(ディミニッシュ)でしたね!つまり、このインターバルはDim5になります!
低い方の音符がCのであれば、Cメジャースケールで考えれば良いので簡単にインターバルが導けますが(Cメジャースケールは#、♭が付かないので)、他のキーになると♯、♭がいくつ、どの音符に付くかを導いてからインターバルを導かなければなりません。ですので、
- 「メジャースケールを五線譜に表す簡単な方法!(シャープキー編)」
- 「調号の簡単な覚え方。丸暗記の必要なし!(シャープキー編)」
- 「メジャースケールを五線譜に表す簡単な方法!(フラットキー編)」
- 「調号の簡単な覚え方。丸暗記の必要なし!(フラットキー編)」
この辺はきっちり復習しておきましょう!以前に学んだ知識が後々必要になったりしてきますので!
今回はここまでです!お疲れ様でした~(*^^*)!
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