音楽理論 第1章

メジャースケールの構造 ~第1章~(2/16)

2017年10月8日

音楽理論~メジャースケール~

スケールとは?

ある音を基準に音程を順番に並べたもの、またその並び方をスケールと言います。

スケールの基準になる音をトニックと呼んだり、キーと呼んだりします。

 

スケールの種類

スケールには色々な種類があります。もっとも代表的なスケールにメジャースケールマイナースケールがあります。普段聴いている音楽のほとんどはこの2つのスケールが使われていると言っても過言ではないでしょう。

他の種類のスケールも、このメジャースケールとマイナースケールを少し変化させたものがほとんどです!一部例外もありますが。ほとんどのスケールがメジャー系のスケールマイナー系のスケールに分けることができます!

これからその代表的なスケールの1つ、メジャースケールについて解説していきます!

 

メジャースケールの構造

メジャースケールは7つの音が、全音(ギターやベースの2フレット分、ピアノの鍵盤2つ分の距離)と半音(1フレット分、鍵盤1つ分の距離)の間隔で構成されています。

上の図のように、

全 全 半 全 全 全 半

という並びになっています。3番目と4番目7番目と8番目半音間隔になると覚えると良いでしょう。

 

また、ピアノは白鍵の部分が

C D E F G A B

となっており、キーがCメジャースケールを基準とした構造になっています。キーがCのメジャースケールはCメジャースケールと呼ばれます。

 

Cメジャースケールで考えると、3番目と4番目EとF7番目と8番目BとC半音間隔です。

上の図を見ていただければ分かりますが、EとFBとCの間には黒鍵を挟まないですよね!このEとFBとCのことを、「自然発生的半音階」と言います。

 

まとめ

今回覚えておいてほしいポイントは、

  • メジャースケールの「全全全全全」という並び
  • 3番目と4番目7番目と8番目半音間隔
  • EとFBとC半音間隔(自然発生的半音階)

この3つです!ここが次回、重要なポイントになります!

 

今回はここまでです!次回は他のキーのメジャースケールについて解説していきます。ではでは~、皆様お疲れ様でした(*^^*)!

次回↓

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