スケールとは?
ある音を基準に音程を順番に並べたもの、またその並び方をスケールと言います。
スケールの基準になる音をトニックと呼んだり、キーと呼んだりします。
スケールの種類
スケールには色々な種類があります。もっとも代表的なスケールにメジャースケールとマイナースケールがあります。普段聴いている音楽のほとんどはこの2つのスケールが使われていると言っても過言ではないでしょう。
他の種類のスケールも、このメジャースケールとマイナースケールを少し変化させたものがほとんどです!一部例外もありますが。ほとんどのスケールがメジャー系のスケールとマイナー系のスケールに分けることができます!
これからその代表的なスケールの1つ、メジャースケールについて解説していきます!
メジャースケールの構造
メジャースケールは7つの音が、全音(ギターやベースの2フレット分、ピアノの鍵盤2つ分の距離)と半音(1フレット分、鍵盤1つ分の距離)の間隔で構成されています。
上の図のように、
全 全 半 全 全 全 半
という並びになっています。3番目と4番目、7番目と8番目が半音間隔になると覚えると良いでしょう。
また、ピアノは白鍵の部分が
C D E F G A B
となっており、キーがCのメジャースケールを基準とした構造になっています。キーがCのメジャースケールはCメジャースケールと呼ばれます。
Cメジャースケールで考えると、3番目と4番目のEとF、7番目と8番目のBとCが半音間隔です。
上の図を見ていただければ分かりますが、EとF、BとCの間には黒鍵を挟まないですよね!このEとF、BとCのことを、「自然発生的半音階」と言います。
まとめ
今回覚えておいてほしいポイントは、
- メジャースケールの「全全半全全全半」という並び
- 3番目と4番目、7番目と8番目が半音間隔
- EとF、BとCが半音間隔(自然発生的半音階)
この3つです!ここが次回、重要なポイントになります!
今回はここまでです!次回は他のキーのメジャースケールについて解説していきます。ではでは~、皆様お疲れ様でした(*^^*)!
次回↓