音楽理論 第5章 コードの使い方

2種類のディミニッシュドセブンスコード ~第5章~(5/11)

2018年1月25日

音楽理論~ディミニッシュセブンス~

前回、「ディミニッシュドセブンスコード」について解説しました。

今回は、そのディミニッシュドセブンスコードの使い方を解説していきたいと思います。

 

ディミニッシュドセブンスコードの使い方

ディミニッシュドセブンスコードには2つの使い方があります。

 

①ドミナントセブンスコードの代理として使う

Ⅴ7→Ⅰになっているコード進行のⅤ7(ドミナントセブンスコード)の代わりに、Ⅶdim7(ディミニッシュドセブンスコード)を使用することができます。

 

例えば、CメジャーキーⅤ7→Ⅰは、

G7→C

ですね!

 

このⅤ7Ⅶdim7に替えてみます。7番目の音のディミニッシュドセブンスコードなので、「B ゚7」です!

ですので、G7をB ゚7に変更します。

B ゚7→C

このように、Ⅴ7(ドミナントセブンスコード)の代わりにⅦdim7(ディミニッシュドセブンスコード)を使用することができます。

 

Cメジャーキーなら、C半音下(導音)であるBのディミニッシュドセブンスコードがⅤ7の代わりに使用できると覚えると良いでしょう。

 

なぜⅤ7(ドミナントセブンスコード)の代わりにⅦdim7(ディミニッシュドセブンスコード)が使える?

その理由はこの2つのコードを比較してみると簡単に理解できます。

 

Cメジャーキーで説明します。CメジャーキーⅦdim7である「B ゚7」を五線譜に表してみましょう。

これに、Ⅴ7である「G7」のルート音である「G」の音を足してみましょう。

すると、G7(♭9)というコードが完成します!

つまり、「B ゚7」と「G7」は非常に似ているコードなので、代わりに使用することが可能なのです!

 

セカンダリードミナントの代理としてディミニッシュドセブンスコードを使うことも可能!

例えば、以下のセカンダリードミナントを使用したコード進行を見てみましょう。Cメジャーキーで説明します。

このセカンダリードミナントであるA7ディミニッシュドセブンスコードに替えることができます。

 

次のコードであるDmi7半音下(導音)の「C♯」をルートにしたディミニッシュドセブンスコードに置き換えます。

このように、セカンダリードミナントの代理としてもディミニッシュドセブンスコードが使用できます!

 

②パッシングディミニッシュとして使う。

パッシングディミニッシュとは、導音を含まないディミニッシュドセブンスコードです。

パッシングとは、通り過ぎる経過する、といった意味があります。

 

例えば、以下のコード進行。キーはCメジャーです。

C/E」はCトライアドファーストインバージョンですね!(復習→コードインバージョン(転回形))

D♯7」にはCの導音B」の音が含まれていません。つまり、パッシングディミニッシュです!

 

続いて、ベースの流れを見てみましょう。

D→D♯→E

と、半音で繋がっています。パッシングディミニッシュは、ドミナントの機能は持ちませんが、このようにベースが半音で繋がっているので違和感なく聴こえます。

 

ディミニッシュドセブンスコードの使い方まとめ

  • ドミナントセブンスコードの代理として使う。
  • パッシングディミニッシュとして使う。

以上、2つの使い方ができます。

是非是非、作曲やコードアレンジで参考にしてみて下さい!

 

今回はここまでです!次回もよろしくお願い致します!ではでは、みなさんお疲れ様でした~(*^^*)!!

次回↓

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