音楽理論 作曲

メロディーの作り方の基本「モチーフ」を使おう!

2018年5月12日

音楽理論~モチーフ~

メロディー作りの基本「モチーフ」とは?

メロディーはどうやって考えれば良いのか最初のうちって全然分からないですよね(T_T)!

メロディが少し思い浮かんでも、大体1曲5分くらいの曲を考えるとしたら、まだまだメロディーを考えないといけない・・・そんな感じで、メロディー作りって気が遠くなりそうな作業ですよね。

ですが、悲観することはありません!

曲のメロディー作りは、小さな1つのフレーズから、大きく広げていくことができるのです!

その小さな1つのフレーズを「モチーフ」と言います。

 

「モチーフ」を使用したメロディー作りの手順

①モチーフとなるフレーズを考える。

まずは、モチーフを考えましょう!

鼻歌や、ギターやピアノなどの楽器を使ったりして、大体1、2小節くらいのモチーフを考えてみましょう!

例として、こんなモチーフを考えてみました!

 

②モチーフを繰り返したり、変化を加えたりして「起承転結」を作る!

自分が好きなアーティストの曲を聴いてみると、同じようなフレーズの繰り返し(モチーフの繰り返し)がよく使われているのがよく分かると思います。

もちろん例外もあるかと思いますが、基本的にはどんな曲にもモチーフの繰り返しが使われています。

このモチーフを、「起承転結」を作るイメージで上手く繰り返したり、変化を加えることで、まとまりのあるメロディーになります。

起承転結をイメージして、メロディーを作ってみました!

最初の2小節(起・承)は、先程考えたモチーフを繰り返し、3小節目(転)でモチーフを少し変化させたフレーズに変え、4小節目(結)でまとめあげるというイメージです。

このパターン以外にも、色んなバリエーションの繰り返し方、変化のさせ方があります。

例えば、この場合「」では、モチーフのリズムはそのままで、音程だけを変えていますが、逆に音程は同じで、リズムを変えるというバリエーションもあります。

普段音楽を聴く時に、モチーフがどのようになっているか意識して聴けば、バリエーションの良い研究にもなります!そうやって自分のメロディー作りの引き出しを増やしていきましょう!

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