音楽理論.com

音楽理論の基礎から応用まで、音楽学校でギターと音楽理論を学んだ筆者が徹底解説。

音楽理論 第4章

セカンダリードミナント ~第4章~(7/12)

投稿日:2018年1月3日 更新日:

Pocket
LINEで送る


 

前回、「モダールインターチェンジ」について解説しました。モーダルインターチェンジは、ノンダイアトニックコードでしたね!今回は代表的なノンダイアトニックコードの1つである、「セカンダリードミナント」について解説していきます!

 

スポンサーリンク

セカンダリードミナントとは?

以下のコード進行をアナライズ(分析)して、各コードの機能を考えてみましょう!

キーを見つける時はⅤ7→Ⅰになっている場所を探すとキーを見つけやすかったですね!(復習→コード進行を見てキーを探そう!)

A7→DmiⅤ7→ⅠmiG7→CⅤ7→ⅠMAと、両方ともⅤ7→Ⅰドミナントモーションになっています。

Ⅴ7→Ⅰを手がかりにキーを考えると、キーはCメジャーで、途中のA7→DmiのところでキーがDマイナーになり(Dマイナーに転調)、次のG7→Cで再びキーがCメジャーに戻ったと考えることができます。

しかし、実際にこのコード進行を演奏してみると、キーが変わっている感じはせず、Cメジャーキーのままに聴こえるかと思います。これはなぜかと言うと、DmiのコードはCメジャーキーのダイアトニックコードにも含まれていますし(CメジャーキーのⅡmi)、A7はCメジャーキーのダイアトニックコードにはありませんが、同じAをルートに持つAmiCメジャーキーのダイアトニックコードに入っているからです(CメジャーキーのⅥmi)!

ですので、この場合は、DmiCメジャーキーのⅡmiととらえます。そして、そのⅡmiの前のコードを、Ⅱmiから見たⅤ7(ドミナントセブンス)にあたるコードであるA7にする(ドミナントモーションにする)ことで、Ⅱmiに進もうとする力を強くしています!このように、ダイアトニックコードのⅠ以外に進もうとするドミナントセブンスを「セカンダリードミナント」と言います。

セカンダリードミナントは上記のように、「Ⅴ7/○○」と表します。Ⅴ7/(スラッシュ)をつけ、その横に進もうとするコードを書きます。

 

セカンダリードミナントを使用する時のルール

セカンダリードミナントは、メジャーキーでもマイナーキーでも使用することができます。しかし、使用できないコードもあります。以下の2つです。

  • メジャーキーのⅦコード
  • マイナーキーのⅡコード

この2つのコードはセカンダリードミナントが使用できないので注意して下さい。

例えば、Cメジャーキーでセカンダリードミナントを使用しようとすると、セカンダリードミナントはF♯7となります。F♯7と同じルートを持つコードCメジャーキーのダイアトニックコードに存在しないので、F♯7を使用するとキーが外れたように聴こえてしまいます。これはマイナーキーのでも同様です。

以上の理由から、この2つのコードにはセカンダリードミナントが使用できないので覚えておきましょう!

 

今回はここまでです!次回ももう少しセカンダリードミナントについて解説します!ではでは、次回もよろしくお願い致します!皆さんお疲れ様でした~~(*^^*)!

次回→2種類のセカンダリードミナント







-音楽理論, 第4章
-

Copyright© 音楽理論.com , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.