音楽理論 第5章

ディミニッシュドセブンスコード ~第5章~(4/11)

2018年1月23日

音楽理論~ディミニッシュセブンス~

ディミニッシュドセブンスコードとは?

ディミニッシュドセブンスコードは、セカンダリードミナントと同じようにノンダイアトニックコードで、ディミニッシュドセブンスコードを使用することで、コード進行のバリエーションを増やすことができます。

 

ディミニッシュドセブンスコードの構成音

ディミニッシュドセブンスコードは、「ディミニッシュドトライアド」に「Dim7」を足したコードです。

ルート mi3 Dim5 + Dim7

ディミニッシュドトライアドは「ルートmi3Dim5」の3音でしたね!(復習→トライアド(三和音)…Aug(オーギュメントコード)、Dim(ディミニッシュコード))

Dim7」は、「mi7」を半音下げたものです!(復習→インターバル(音程差)の導き方)

 

コードネーム

コードネームは、ルートがCなら「C7」や「Cdim7」のように表されます。

 

ディミニッシュドセブンスコードの特徴

ディミニッシュドセブンスコードの構造をよく見てみると、4つの音符がそれぞれmi3のインターバルで等間隔に離れていることが分かります。

B7」のコードトーンを見てみましょう。

B       D       F      A♭
│← mi3 →│← mi3 →│← mi3 →│

各音がmi3のインターバルになっています。(インターバルの導き方)

 

ディミニッシュドセブンスコードのインバージョン

では、「B7」のインバージョンを考えてみましょう!(復習→コードインバージョン(転回形))

B7」のコードトーンは、

B  D  F  A♭

各音がmi3のインターバルになっているということは、どの音をルートにしても、全部ディミニッシュドセブンスコードになります!

  • ルートポジション・・・・・・・B7
  • ファーストインバージョン・・・D7
  • セカンドインバージョン・・・・F7
  • サードインバージョン・・・・・A♭7

これが、ディミニッシュドセブンスコードの大きな特徴です!

 

今回はここまでです。次回はディミニッシュドセブンスコードの使い方について解説していきます。ではでは、次回もよろしくお願い致します!みなさんお疲れ様でした(*^^*)!!

次回↓

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