シンメトリカルスケールとは?
シンメトリカルスケールとは、規則的なパターンで音が並んでいるスケールのことです。シンメトリカルの意味は、左右対称という意味です。
シンメトリカルスケールは、無調性のスケールで、いわゆるメジャーの明るい雰囲気やマイナーの悲しい雰囲気が無く(トーナリティーが感じられない)、メジャーやマイナーのどちらにも分類されないスケールです。
4つのシンメトリカルスケール
シンメトリカルスケールは、4つ存在します。
- クロマチックスケール
- ホールトーンスケール
- ディミニッシュドスケール
- ドミナントディミニッシュドスケール(コンビネーションオブディミニッシュスケール)
これらのスケールがどのような構造になっており、どのように使用されるかこれから解説していきたいと思います。
クロマチックスケール
クロマチックスケールとは、各音がすべて半音間隔で、オクターブ内すべての12個の音で構成されたスケールです。
よく、ギターの練習で半音で上昇、下降するフレーズを弾くことを、クロマチック練習だとかクロマチックトレーニングと言ったりしますね!
クロマチックスケールの使い方
クロマチックスケールは、どんなコード上でも使用することができます。
基本的には半音ずつ上昇、または下降させて使用します。
例えば、マイナーペンタトニックスケールのフレーズを弾いている時に、P1からmi3の間をクロマチックスケールで半音ずつ上昇して弾いたり、下降して弾いたりして、スケールの音と音を繋げる経過音としてクロマチックスケール使うことができます。
ですので、基本的な使い方としては、
他のスケール + クロマチックスケール
というように、他のスケールと組み合わせて使うと良いでしょう!
いわゆる、ギターで言うスライドや、グリッサンドというテクニックも、クロマチックスケールを弾いているのと同じことです!
このように、音と音を円滑に繋げる際に、クロマチックスケールは使用されるのです!
今回はここまでです!次回もよろしくお願い致します!では、みなさんお疲れ様でした(*^^*)!!
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