音楽理論 第1章

トライアド(三和音)…MA(メジャーコード)、mi(マイナーコード) ~第1章~(14/16)

2017年10月31日

トライアド

トライアド(三和音)とは?

トライアド(三和音)とは、1度、3度、5度コード(和音)のことです!コード(和音)複数の音が同時に発音されたものです。

 

トライアドの種類(4種類)

トライアド4種類あります。

  • MA(メジャーコード)
  • mi(マイナーコード)
  • Aug(オーギュメントコード)
  • Dim(ディミニッシュコード)

以上の4種類です。では、それぞれどのような違いがあるか見ていきましょう。

 

MA(メジャーコード)とmi(マイナーコード)

以下の五線譜を御覧ください。コードネームはひと目見ただけで分かるようにコードの構成音を簡潔に表したものです。コード1度に当たる音をルートと言います。ルートCメジャーコードマイナーコード構成音コードネームをまとめてみました。

メジャーコードのコードネームは、ルートの音名だけで他には何も付きません。

対して、マイナーコードのコードネームは、ルートの音名「mi」が付きます。「mi」ではなく、「m」で表記されたりもします。このように、コードネームは色んな表記の仕方がありますが、当サイトでは「mi」で統一いたします。

 

MA(メジャーコード)とmi(マイナーコード)の構成音

続いて、構成音を見ていきましょう。メジャーコードの構成音は、

ルート、MA3、P5

です。対して、マイナーコードは、

ルート、mi3、P5

です。メジャーコードと比べると、メジャーコードのMA3半音下がってmi3になっています。

メジャーコードマイナーコードの違いは3度の音だけですね!(分からない場合はこちらをチェック!→インターバル(音程差)の導き方)

 

メジャーコードを作ってみよう!

試しにE(Eメジャーコード)を作ってみましょう。

 

①まずEの1度、3度、5度の音符を書く

下から、E、G、Bの音符を書きましょう!

 

②Eメジャースケールの♯の数を思い出す

Eメジャースケール♯の数4個(F、C、G、D)でしたね!(やり方を忘れた方はこちらを復習!→メジャースケールを五線譜に表す簡単な方法!(シャープキー編))

今、五線譜には下からE、G、Bの音符が並んでいます。EメジャースケールはF、C、G、Dに♯が付くので、真ん中のGに♯を付けましょう。

これでEメジャーコードの完成です!EメジャーコードはEメジャースケールからP1、MA3、P5を抜き出したものですね!

 

マイナーコードを作ってみよう!

試しに、Gmi(Gマイナーコード)を作ってみましょう!

 

①まずGメジャーコードを作る

先程のやり方で、Gメジャーコードを作りましょう!Gメジャースケール♯の数1個(F)です。五線譜には下からG、B、Dの音符が並んでいますが、Fを含んでないので、そのままでGメジャーコードの完成です!

 

②そしたら3度(MA3)を半音下げる。

3度の音であるB半音下げます。

これで、MA3mi3になりました。これで、Gマイナーコードの完成です!

 

今回はここまでです。次回は、オーギュメントコードとディミニッシュコードをやります!ではでは、お疲れ様でした(*^^*)!

次回↓

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