第4章 音楽理論

ドリアンスケール ~第4章~(5/12)

2017年12月30日

音楽理論~ドリアンスケール~

ドリアンスケールとは?

ドリアンモードは、メジャースケールの2番目のモードですが(復習→モード)、メジャースケールのモードとしてだけはなく、ドリアンモードを中心としたドリアンスケールとして、使用することができます。

どういうことかと言いますと、ドリアンスケールでダイアトニックコードを構成し、コード進行を作ることができるのです。

このドリアンスケールも、マイナースケールのバリエーションの1つです!

 

ドリアンスケールのインターバル

ドリアンスケールの構成音は、ナチュラルマイナースケールの6thを半音上げたスケールです。

以前、「モード」で解説しましたね!

ドリアンスケールも、マイナー系のスケールなので、五線譜に表す際は、ナチュラルマイナースケールを書いてから、6thに臨時記号を付けて半音上げましょう

では、試しにAドリアンスケールを五線譜に表してみましょう!

 

①Aナチュラルマイナースケールを作る

Aナチュラルマイナースケールは、平行調がCメジャースケールなので、調号にはが付きませんね!

そのままAから音符を並べてAナチュラルマイナースケールの完成です!

 

②6thに臨時記号を付けて半音上げる

では、6thを付けて半音上げましょう

これで、Aドリアンスケールの完成です!

 

ドリアンスケールのダイアトニックコード

Aドリアンスケールのダイアトニックコードを以下に表してみました。

 

作り方は、まずAドリアンスケールの音を並べます。

A B C D E ♯F G

 

そしたら、ドリアンスケールのコードフォーミュラに当てはめていきます。

Ami7 Bmi7 CMA7 D7 Emi7 F♯mi7(♭5) GMA7

これでAドリアンスケールのダイアトニックコードの完成です!

ドリアンスケールのコードフォーミュラは、メジャースケールのダイアトニックコードを2番目から並べただけですので、新たに覚える必要は無いですね!

 

ドリアンスケールで作られた曲は数多く存在します。自分が最近アナライズした曲では、SHISHAMOの「僕に彼女ができたんだ」という曲のサビ前くらいまでがドリアンスケールのダイアトニックコードで構成されていました!笑

 

今回はここまでです!みなさんお疲れ様でした~~(*^^*)!!次回もよろしくお願い致します!!

次回↓

こちらの記事もよく読まれています

-第4章, 音楽理論
-