前回「ブルース①」に引き続き、ブルースについて解説していきます!
ブルーススケールとは?
ブルースを演奏する際に、よく使用されるのがブルーススケールです。
マイナーペンタトニックスケールに♭5を足した構成になっています。この♭5がブルース特有のブルージーな雰囲気を生み出します。それ故、この♭5は「ブルーノート」と呼ばれます。
マイナーペンタ + ♭5 = ブルーススケール
と覚えましょう!!
Cブルーススケールを五線譜に表す
では、Cブルーススケールを五線譜に表してみましょう!
Cマイナーペンタトニックスケールを作り、そこに♭5を追加します。(マイナーペンタトニックスケールの作り方→マイナーペンタトニックスケール)
この♭5を演奏する際は、ベンディングで演奏することによって、よりブルージーな雰囲気を醸し出すことが出来ます。ギターで言うと、4度の音をチョーキングして♭5の音を出す感じですね!
ブルースのリズム
ブルースには様々なバリエーションがありますが、基本的には「シャッフル」というリズムで演奏されます。
シャッフルとは?
シャッフルは、1拍3連(1拍に8分音符3つ)のリズムをベースに構成されます。(3連符の復習→3連符)
以下の五線譜を見てみましょう!
シャッフルは、3つの8分音符の最初の2つの音符を繋げるか、真ん中の音符を休符にして、「タァタ」や「タッタ」のリズムで構成されます。
このシャッフルのリズムによって、ブルース独特のグルーヴが生まれるのです!
シャッフルを表す記号
ブルースの楽譜では、あらかじめ楽譜の最初の上の方に以下の記号を付けておくことで、通常の8分音符をシャッフルとして表すことが出来ます。
この記号を付けておくと、わざわざ3連符の表示をする必要がなくなるので、楽譜が見やすくなります!
今回はここまでです!ブルースについては今回で終了です!次回からは、コードについて深く切り込んでいきますので、よろしくお願いします!ではでは、お疲れ様でした(*^^*)!!
次回↓