音楽理論.com

音楽理論の基礎から応用まで、音楽学校でギターと音楽理論を学んだ筆者が徹底解説。

音楽理論 第5章

ホールトーンスケール ~第5章~(7/11)

投稿日:2018年1月30日 更新日:

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

ホールトーンスケールとは?

ホールトーンスケールシンメトリカルスケールの1つで、スケールの各音が全て全音間隔になっており、通常、メジャースケールやマイナースケールが7音で構成されるのに対し、ホールトーンスケールは6音で構成されます。

前回解説した「クロマチックスケール」と同様に、無調性のスケールで。トーナリティ(調性)が感じられず、メジャーにもマイナーにも分類されないスケールです。

 

ホールトーンスケールの構成音

Cホールトーンスケールを五線譜に表してみましょう。

ホールトーンスケールの構成音は、

1 2/9 3 ♯11/♭5 ♯5/♭13 ♭7

以上の6音です。全て全音のインターバルになっています。

 

ホールトーンスケールはオルタードスケールに似ている!

ホールトーンスケールは以前解説した、「オルタードスケール」に構成音が似ています!

 

オルタードスケールの構成音は、

1 ♭9 ♯9 3 ♭5/♯11 ♯5/♭13 ♭7

ですね。ホールトーンスケールと比べると、違う部分は2nd(9th)の部分だけです。

ホールトーンスケール2nd(9th)♯も♭も付かないのに対し、オルタードスケールには、の付いた9thが含まれます。

ホールトーンスケールはオルタードスケールと比較して覚えると良いでしょう。

 

ホールトーンスケールの使い方

ホールトーンスケールはどのような時に使えるかと言うと、オルタードスケールと同じように、ドミナントセブンスのコード上で使用することができます。

 

もう一度、ホールトーンスケールの構成音を確認してみましょう。

1 2/9 3 ♯11/♭5 ♯5/♭13 ♭7

以上6音です。この中でホールトーンスケールを最も特徴付ける音♯5/♭13です!

 

では、この構成音を使ってコードを作ってみます。

まず、1度3度5度7度の音を抜き出して、セブンスコードを作ります。

1 3 ♯5 ♭7

この4つの音で出来上がるコードは、CをルートにするとC+7(Cオーギュメンテッドセブンス)です。3♭7を含んでいるので、これもドミナントセブンスの1つです。

なぜ、♭5ではなく、♯5をチョイスしたかと言いますと、先ほど説明したように♯5ホールトーンを最も特徴付ける音だからです。

 

この「C+7」にさらに、ホールトーンスケールの構成音である「9th」を加えると、

1 3 ♯5 ♭7 + 9

C+9(Cオーギュメンテッドナインス)になります。

ですので、ホールトーンスケールに最も合うコードは、オーギュメンテッドナインスになります!

例えば、「C+9」のコードにはCホールトーンスケールがマッチします!

 

もしホールトーンスケールを使いたい場合は、♯5を含むドミナントセブンス(最も合うのはオーギュメンテッドナインス)のコード上で使用すると良いでしょう!

 

今回はここまでです!次回も他のシンメトリカルスケールについて解説していきます!ではでは、みなさんお疲れ様でした(*^^*)!!

次回→ディミニッシュドスケール







-音楽理論, 第5章
-

Copyright© 音楽理論.com , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.