タイとは?
タイとは、2つの同じ音程の音符を単一の持続音に合成する目的で用いられる、2つ音符を結ぶ曲線のことです。
では、タイはどのような時に使用されるのでしょうか?以下の3つの状況の時にタイは用いられます。
①持続音が小節線をまたぐ時
小節線をまたいで音が持続している時、音符をタイで結ぶことで表すことができます。
②偶数拍子の時、持続音が小節の真ん中をまたぐ時
偶数拍子で、持続音が拍の真ん中をまたぐ時、タイが用いられます。上の図の4分の4拍子の場合、2拍目と3拍目をまたぐ持続音を2つに分けてタイで結ぶことで、拍が見えやすくなり、楽譜を読みやすくなります。
③16分音符、またはそれ以下の音符が出てきた場合は、1拍ずつ分けて、拍をまたぐ持続音をタイで結ぶ
16分音符、16分休符、またはそれ以下の音符、休符が出てきた場合は、1拍ずつ分けて、拍をまたぐ持続音があればタイで結びましょう。悪い例と比べると、断然拍が見えやすくなりましたね!
スラーとは?
スラーは、一見タイと同じに見えますが、なめらかに音を繋ぐ意味があります。ギターで言うと、スライドなどがスラーで表されます。タイと同じように、曲線で表されますが、タイとの違いは、タイが同じ音程を曲線で結ぶのに対し、スラーは違う音程を曲線で結びます。
- 同じ音程を結ぶものを「タイ」
- 違う音程を結ぶものを「スラー」
と覚えましょう!!
今回はここまでです!!今回でリズムについては最後になります!!次回からはまたスケールのお話になります!!メジャースケールについては第1章で解説したので、次回はマイナースケールについて解説していきます!!ではでは、みなさんお疲れ様でした~~(*^^*)!!
次回↓