拍子の違いで音楽のジャンルはどう変わる?
大抵の音楽は通常、2拍子、3拍子、4拍子のものがほとんどです。拍子が変われば音楽のジャンルも変わります。では、それぞれの拍子の代表的な音楽のジャンルを見てみましょう。
- 2拍子・・・マーチ、ポルカ、サンバ、カントリーミュージックなど
- 3拍子・・・ワルツ、ジャズ、カントリーミュージックなど
- 4拍子・・・ロック、ファンク、ジャズ、ブルースなど
拍子記号とは?
拍子記号という記号で音楽の拍子は表されます。拍子記号は、調号の右に位置する2つの数字から構成されています。
上の図の拍子記号の読み方は、「4分の3拍子」と読みます。上の数字は、各小節に含まれる拍の数です。下の数字は、どの音符が1拍を表すかを示しています。4分の3拍子なら、1つの小節に4分音符が3つ入ることになります。
この4分の3拍子は、最初に書いた3拍子のジャンルなどで使われます。4分の2拍子も、最初に書いた2拍子のジャンルなどで使われます。4分の5拍子や8分の7拍子などは、ジャズ、フュージョン、プログレなどで使われます。いわゆる、変拍子や混合拍子と呼ばれるものです。
コモンタイム
しかし、わたしたちが普段耳にする多くの音楽の拍子は大体4分の4拍子です。4分の4拍子は最も一般的な拍子なので、通常の拍子の代わりに「C」という記号で省略されて表記される場合があります。これをコモンタイムと呼びます。
カットタイム
2分の2拍子は「C」に縦線を入れた記号で表される場合があります。これをカットタイムと呼びます。
どの拍子記号が使われているかにかかわらず、小節内のすべての音符と休符の合計が、拍子記号で示された音符の数と同じにならなくてはいけません。
今回はここまでです。次回は、五線譜にリズムを記していく際の注意点を解説していきます!次回でリズムは最後になります!ではでは~~、みなさんお疲れ様でした~(*^^*)!!
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