ペンタトニックスケールとは?
ペンタトニックスケールとは、5つの音で構成されたスケールです。
代表的なペンタトニックスケールとして、メジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールの2つがあります。
これらのペンタトニックスケールは様々なジャンルの音楽で使用されています。ブルース、ロック、ジャズ、クラシックなど、幅広く使われるとっても便利なスケールです。これからメジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールについて解説していきます!
メジャーペンタトニックスケールの構造
それでは、Cメジャーペンタトニックスケールを作ってみましょう!
①Cメジャースケールを作る
五線譜にCから順番にオクターブ上まで音符を並べていきます。
これでCメジャースケールの完成ですね!(復習→メジャースケールを五線譜に表そう!)
②4度、7度の音を抜く
Cメジャースケールの4度、7度の音を抜きましょう。
これで、Cメジャーペンタトニックスケールの完成です!
メジャーペンタトニックスケールは、4度、7度が無いメジャースケールなので、ヨナ抜き音階とも言われます。
なぜ、4度と7度が抜かれるのか?
メジャーペンタトニックスケールは、メジャースケールを簡略化したスケールと言えます。
メジャースケールとメジャーペンタトニックスケールを比べると、半音間隔になっている音のどちらかが抜かれていることが分かります。これは、半音間隔になっている音を同時に鳴らすと、音が濁ってしまうので、半音間隔のどちらかの音を抜くことで、安全な音でスケールを構成することが出来るためです。
では、なぜ4度と7度が抜かれるのでしょうか?これは、トライアド(1度、3度、5度)がコードのキャラを決定づけるのに重要な音だからです。ですので、半音間隔の3度と4度では4度が抜かれ、もう一つの半音間隔の7度と8度(1度)では7度が抜かれるわけです。
今回はここまでです!これから第3章の始まりです!何卒宜しくお願い致します!ではでは、お疲れ様でした~~(*^^*)!次回も宜しくお願い致します!!
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