9thってどんなテンション?
テンションには「9th」「11th」「13th」の3つがあります!復習→テンションコード
テンションコードは、オシャレな響きで浮遊感のある感じのコードというイメージですね!
そんなテンションコードは、ジャズやフュージョンなどでは頻繁に使用されます。
しかし、ポップスやフォークなど、シンプルなコードがよく用いられるスタイルのジャンルで濃いテンションコードを使用すると、テンションコードだけ浮いた感じになって曲に馴染まない場合があります。
だからといって、トライアド(三和音)だけで進行するコード進行だけじゃ味気ないなぁ~と感じる時ありますよね!
そんな時に活躍するのが「9th」です!
9thは万能なテンション!
「9th」は、「11th」や「13th」に比べて扱いやすく、メジャーコードやマイナーコードにも使える万能なテンションです!
「9th」を使用してもテンション感が濃くなり過ぎないのでシンプルなコード進行にもマッチします!
しかし、「♭9」や「♯9」のオルタードテンションは別なので注意です!
トライアド(三和音)に9thを加えたadd9thコードは様々なジャンルの音楽に頻繁に使用される!
「add9thコード」とは、トライアド(三和音)に9thを加えたコードです。すなわち、「7th」が入っていないコードになります。
9thは、メジャートライアド、マイナートライアド両方に使うことができ、割とどんなジャンルにも頻繁に使用されます。
メジャートライアドに「9th」を加えると、奥行きのある感じが出ます!
個人的に好きなのは「mi add9(マイナーアドナインス)」というマイナートライアドに9thを加えたコードです。
マイナーコードの悲しい響きにさらに切なさが加わって独特な響きになります。
X JAPANの「紅」という曲のイントロのクリーンのギター伴奏の一番最後のチャラララ~~ン♪のとこが「mi add9(マイナーアドナインス)」です!笑
この1:30~「mi add9(マイナーアドナインス)」が鳴っています!
このように、9thコードはとても使い勝手の良いテンションで、面白い効果がありますので、ポイントポイントで使用すると良いアクセントになります!
ぜひぜひ試してみて下さいね~!