メジャーペンタトニックスケールの構成
メジャーペンタトニックスケールは5つの音で構成されています。
メジャーペンタトニックスケールはメジャースケールから派生したスケールの1つです。
メジャースケールの4度と7度が省略されたスケールがメジャーペンタトニックスケールです。
トニック(ルート)が「C」のメジャーペンタトニックスケールの構成音は下記の通りです。
C D E G C A
1 2 3 5 6 1(8)
メジャーペンタトニックスケールは、マイナーペンタトニックスケールよりも明るいサウンドが特徴です。
メジャーペンタトニックスケールはブルースやロック、ジャズなど様々なジャンルで使用されるスケールですが、特にカントリー系の音楽でよく使用されます。
メジャーペンタトニックスケールも他のスケールと同様に、任意のトニック(ルート)からメジャーペンタトニックスケールを構築することができます
メジャーペンタトニックスケールのパターン#3、パターン#1のダイアグラム
下図はメジャーペンタトニックスケールのパターン#3、パターン#1のダイアグラムです。
メジャーペンタトニックスケール パターン#3
メジャーペンタトニックスケール パターン#1
左のダイアグラムは赤丸がトニック(ルート)を表していて、黒丸がルート以外の構成音を表しています。
右のダイアグラムは、押弦する指を数字で表しています。
数字に対応する指は下記の通りです。
- 人差し指
- 中指
- 薬指
- 小指
メジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールのダイアグラムは同じ!
メジャーペンタトニックスケールのダイアグラムを見て、お気づきになったかと思いますが、メジャーペンタトニックスケールのダイアグラムはマイナーペンタトニックスケールのダイアグラムはトニック(ルート)が違うだけで、形は全く同じなのです!
メジャーペンタトニックスケールのパターン#3、パターン#1は下記のマイナーペンタトニックスケールのパターンのダイアグラムと同じ形になります。
- メジャーペンタトニックスケール パターン#3=マイナーペンタトニックスケール パターン#4
- メジャーペンタトニックスケール パターン#1=マイナーペンタトニックスケール パターン#2
マイナーペンタトニックスケール パターン#4とパターン#2のダイアグラムはこちらを参照→マイナーペンタトニックスケール(パターン#4、パターン#2)
メジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールは同じダイアグラムですが、トニック(ルート)が違うことで音階の雰囲気は全く異なります。
試しに、前回紹介したスケールを効率よく覚える練習法でメジャーペンタトニックスケールを弾いてみてください。
マイナーペンタトニックスケールと比べると真逆の明るいサウンドが感じられると思います。
次回↓