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三和音と四和音の使い分け方!それぞれの特徴も解説!

2018年5月5日

音楽理論~三和音・四和音~

コードの基本、「三和音」「四和音」

コードを学ぶ上で、一番の基礎となるものがこの「三和音」と「四和音」ですね!

この「三和音」と「四和音」は、基本的に好みで使い分ければ良いのですが、好みでと言われても難しいですよね!

それぞれどのような特徴を持っていて、どのような効果をもたらすのか理解していれば、確信を持って上手く使い分けすることが出来るでしょう。

 

「三和音」の特徴

三和音」の特徴は、まずシンプルな響きという点です。

三和音の代表的なコードは「メジャートライアド」と「マイナートライアド」ですね!

この2つのコードの特徴は、

  • メジャートライアド:明るい響き
  • マイナートライアド:悲しい響き

これはコードや音楽理論を学んだ経験がある方なら常識ですね。

ここで重要なのは、この2つのコードの明るさ悲しさ強さです。

この2つのコードは、

  • メジャートライアド:最も明るい響きのコード
  • マイナートライアド:最も悲しい響きのコード

ということで、「三和音」であるこの2つのコードは、数あるコードの中で最も明るい響きであり、最も悲しい響きのコードなのです。

 

「四和音」の特徴

先程、「三和音」である「メジャートライアド」「マイナートライアド」は、最も明るい響きであり、最も悲しい響きのコードと解説しましたが、これに「7th」が追加され、「四和音」に音が増えると、この明るい響きと悲しい響きが薄れ、その分オシャレな雰囲気が増します!

そこにさらにテンションが追加されれば、さらにオシャレ感は強くなります。

 

では、なぜ「7th」を追加すると明るい響き、悲しい響きが薄れてしまうのか。

例えば、「Ami7」というコードの場合、ルート音である「A」の音以外を鳴らすと、「C」というコードになります。

つまり、「Ami7」の中に、明るい響きである「C」のコードが隠されているため、悲しい響きが薄れてしまうのです。

同じ様に、「CMA7」というコードの場合、ルート音である「C」の音以外を鳴らすと、「Emi」というコードになります。

CMA7」というコードの中に、「Emi」という悲しい響きのコードが隠されているため、明るさが薄れてしまうのです。

 

まとめ

このように、「三和音」と「四和音」それぞれの特徴を知っていれば、ここでは悲しい雰囲気をより出したいからマイナートライアドにしよう!というように、場面場面で「三和音」と「四和音」を使い分けることも確信をもってすることができますね!

三和音」と「四和音」それぞれの特徴が分かっていないと、作曲したりする時にどうしても「三和音」だけの曲になったり、「四和音」だけの曲になったり一辺倒になりがちになります!

それだけ、コードの特徴を知ることは重要なのです!是非是非、作曲やコードアレンジの際、参考にしてみて下さい!

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