ピックアップの高さは適正な高さに調整していますか?
ピックアップの高さのセッティングをあまり気にしないギタリストは結構多いと思います。
ギターはピックアップの高さにかかわらず、基本的にはアンプから音が出るので、なかなかピックアップの高さを気にすることは少ないかと思います。
しかし、ピックアップの高さで、音の出方、歪み方、細かなニュアンスなど、色んな面において影響してきます。
ピックアップの高さを適正な高さに調整してやれば、ピックアップのポテンシャルを最大限に引き出すことができます!
逆に言うと、ピックアップの高さを調整していないギターは、本来の力を発揮できていないギターということになります。
ピックアップの適正な高さとは?
ストラトやレスポールなど色々なギターが存在しますが、基本的にはシングルコイルピックアップ、ハムバッカーピックアップどちらも基本的には、
- 1弦の最終フレットを押さえた時、弦とポールピースまでの距離が2mm
- 6弦の最終フレットを押さえた時、弦とポールピースまでの距離が2.5mm
これくらいの高さにすると、バランスが取れます。
なぜ1弦側と6弦側の高さを変えなければいけないの?
基本的に、弦が太くなればその分音量も大きくなるので、アンプを通した時に1弦から6弦まで出力にバラつきが出てしまいます。
そこで、6弦側を0.5mm下げることで、音量(出力)のバランスが取れるのです!
ポールピースを弦に近づけ過ぎることのデメリット
出力を上げられるからといって、ポールピースを弦に近づけ過ぎるのは禁物です!
みなさん経験があると思いますが、弦交換などの際、ポールピースに弦を近づけるとピタッとくっつきますよね!
ポールピースには磁力がかかっているので、弦は磁力に引き寄せられてくっついてしまいます。
ですので、ポールピースに弦を近づければ近づけるほど、弦は磁力の影響を受けてしまいます!
磁力の影響を受ければ、弦の振動に影響が出てしまい、サスティンが減ってしまうのです。
まとめ
今回紹介した適正なピックアップの高さですが、あくまでも基本的な高さとして考え、そこから自分に合った高さを見つけられると良いかと思います!
自分で色々と試してみて、自分のベストなピックアップの高さを見つけると、もう1流ギタリストですね!笑
ポールピースの高さを調節できるタイプのピックアップはさらに細かく高さを調整可能です!
是非是非、参考にして自分に合ったピックアップの高さを見つけてみて下さい!