チューニングをしてもすぐにチューニングがズレてしまう!
間違ったチューニングのやり方だと、せっかく正確にチューニングをしても、ギターを弾いているとすぐにチューニングがズレてしまいます。
今回は、その原因と、解決策を解説していきたいと思います!
高い音程から目的の音程まで、音程を下げながらチューニングするとチューニングが狂いやすくなる。
一部例外を除き、ギターのチューニングは基本的にペグ(マシンヘッド)で調整します。
その中でも、フロイドローズなどのロック式ナットを使用するタイプ以外のギターでは、音程を下げながらチューニングをすると、演奏中にチューニングが狂いやすくなってしまいます。
原因
ギターの弦は、ペグからテールピースまで、ナットとブリッジの2点で支えられています。
そのためチューニングをする際、ペグを緩めてチューニングを行うと、摩擦関係でペグ~ナット、ブリッジ~テールピースの2箇所に微妙なたわみができてしまいます。
そのため、この状態で演奏すると、チョーキングやビブラートをした際にそのたわみがナット~ブリッジ部分に引き伸ばされ、音程が下がってしまい、チューニングが狂ってしまうのです。
低い音程から目的の音程まで、音程を上げながらチューニングしよう!
以上の理由から、チューニングをする際は必ず、低い音程から目的の音程まで、音程を上げながらチューニングするようにしましょう!
これにより、チューニングが狂うのを最小限に押さえることが出来るのです。
正しいチューニングで練習すれば、自然と自分の耳も鍛えられる!
正しいチューニングで演奏することは、自分の耳を鍛えることにも繋がります!
正しいチューニングで練習を続けることで、正しいチューニングに耳が慣れます。
そうすると、あれ?どうも音の響き方がおかしいな?っと、少しのチューニングの狂いにも気づくことができるのです!
練習から常に、正しいチューニングで練習するように心がけましょう!