ギター講座

ペグを緩めながらのチューニングは厳禁!その理由は?

2018年4月6日

ペグを緩めながらのチューニングはNG!

チューニングをしてもすぐにチューニングがズレてしまう!

間違ったチューニングのやり方だと、せっかく正確にチューニングをしても、ギターを弾いているとすぐにチューニングがズレてしまいます。

今回は、その原因と、解決策を解説していきたいと思います!

 

高い音程から目的の音程まで、音程を下げながらチューニングするとチューニングが狂いやすくなる。

一部例外を除き、ギターのチューニングは基本的にペグ(マシンヘッド)で調整します。

その中でも、フロイドローズなどのロック式ナットを使用するタイプ以外のギターでは、音程を下げながらチューニングをすると、演奏中にチューニングが狂いやすくなってしまいます。

 

原因

ギターの弦は、ペグからテールピースまで、ナットブリッジ2点で支えられています。

そのためチューニングをする際、ペグを緩めてチューニングを行うと、摩擦関係でペグ~ナットブリッジ~テールピースの2箇所に微妙なたわみができてしまいます。

そのため、この状態で演奏すると、チョーキングやビブラートをした際にそのたわみがナット~ブリッジ部分に引き伸ばされ、音程が下がってしまい、チューニングが狂ってしまうのです。

 

低い音程から目的の音程まで、音程を上げながらチューニングしよう!

以上の理由から、チューニングをする際は必ず、低い音程から目的の音程まで、音程を上げながらチューニングするようにしましょう!

これにより、チューニングが狂うのを最小限に押さえることが出来るのです。

 

正しいチューニングで練習すれば、自然と自分の耳も鍛えられる!

正しいチューニングで演奏することは、自分の耳を鍛えることにも繋がります!

正しいチューニングで練習を続けることで、正しいチューニングに耳が慣れます。

そうすると、あれ?どうも音の響き方がおかしいな?っと、少しのチューニングの狂いにも気づくことができるのです!

練習から常に、正しいチューニングで練習するように心がけましょう!

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