エレキギターの音質はどこで決まるの?
そんな疑問を持ったことがある方も多いかと思います。
エレキギターの音質を決める要素は大きく分けて2つ。
ギター本体(木材、ペグなどのパーツ)と電装系(サーキット)です。
- ギター本体:ギターに使われている木材、ギターの形、ペグ、サドル、ブリッジなどの電子パーツ以外の部分。
- 電装系(サーキット):ピックアップやポット、配線材、コンデンサーなどの電子パーツ。
それぞれどのように音質に影響してくる?
では、ギター本体、電装系(サーキット)の2つの要素はどのように音質に影響してくるのでしょうか。
①ギター本体
ギター本体は主に音の振動に影響を与えます。
ナットとブリッジを支点に弦が揺れ、その振動を木材が受けることでいわゆるボディの鳴りに繋がるわけです。
その鳴りがギターの音をキャラクター付けるのです。
②電装系(サーキット)
エレキギターの音は電気の信号です。
ですので電装系パーツは当然電気信号に影響を与えます。
エレキギターはギター本体の振動をピックアップで電気信号に変換することで音が出ます。
エレキギターの音は電気信号そのものなので、当然電装系パーツは音質に大きな影響を与えます。
安いギター本体に高い電装系パーツをつけたギターと、高いギター本体に安い電装系パーツをつけたギターはどちらが良い音がする?
個人的な見解ですが、この場合は安いギター本体に高い電装系パーツをつけたギターの方が圧倒的に良い音がすると思います。
つまり、安いギターでも、電装系次第で化ける!ということです。
わたくし自身、色々とギターの改造をやってきましたが、安物ギターの電装系を総取っ替えして音が劇的に良くなったという経験が多々ありました。
良いポットとピックアップを変えるだけでかなり音は良くなるのです。
結論
音質は電装系パーツで決まり、音のキャラクターはギター本体で決まる!という考え方で良いでしょう。
エレキギターの音は電気信号ですから、電装系のパーツが音質に大きく影響するのは当然と言えば当然ですよね。
その上で、ギター本体の木材の種類や構造などが音の振動に影響を与えるので、ギターの個性がそこで決まるのです。
ギターを購入する際や改造する際に参考にして頂けたらなと思います!
ではでは~~!!