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ギターを長期保管する時、弦はどうする?そのまま?緩める?外す?

2018年2月24日

ギターの長期保管

ギターの長期保管する時に気をつけること

ギターのネックを長期保管する場合、そのまま放置している方も多いのではないでしょうか?

普段から使用していれば、ギターの状態の変化に気がつくことができますので、その場その場で対処出来るのですが、何ヶ月、何年と保管する場合、ギターの変化に気が付かず、ギターの状態がどんどん悪化してしまうということになりかねません。

長期間放置したギターを弾こうとした時に、ネックが反ってしまって弾きづらくなってしまっていたり、最悪の場合、手の施しようのないくらいに状態が悪化しているという可能性もあります。

ですので、長期保管する場合、適切な状態で保管することは非常に重要です

 

ギターのネックには常に数十キログラムの負荷がかかっている!

ギターのネックには、弦の張力による負荷が常に数十キログラムかかっています。

ですので、当然ギターのネックは弦に引っ張られますので、順反り方向に反る力が常にかかった状態です。

これをそのままの状態で長期保管することは、ギターのネックに負担をかけた状態で保管することになってしまいます

 

ギターの長期保管方法!

①ギターの弦を外す

ギターの弦が張ってあるままだと、ネックに負担がかかるので、弦は外してしまいます。

弦を緩めるだけでも問題は無いのですが、長期間の保管になると弦がサビついて、そのサビがフレットにも侵食する可能性もありますので、弦は外してしまうのがベストです。

シンクロナイズドトレモロのギターの場合、トレモロスプリング(ボディ裏のバネ)を外してしまっても良いでしょう。トレモロスプリングも常に引っ張られた状態ですので、バネへの負担を考えれば外してしまった方が良いですね!

 

②トラスロッドを緩める

弦を外すことで、ネックへかかっていた順反り方向に反る力が無くなるため、ネックは少し逆反りします。これを、トラスロッドを緩め、逆反りを解消し、ネックを真っ直ぐにキープしましょう。

 

③湿度調整剤(シリカゲル)と一緒に専用のギターケースで保管する

湿度もギターのネックに大きな影響を及ぼします。特に、湿度の急激な変化には気をつけなければなりません。そのため、湿度調整剤と一緒にギターケースに入れて保管しましょう!

 

ギターは適切な方法で保管しよう!

ギターを適切に保管することは、ギターのコンディションを保つ上で非常に重要です!

長くギターを使用するために、ギターのコンディションをキープしておくのはとても大事なことですからね!

そして、長期保管しているギターも時折状態をチェックしましょう!

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