テレキャスターのピックアップの違いは?
どうも、音楽理論.com管理人のマユシマでございます。
今回のテーマは、テレキャスターのピックアップについてです。
テレキャスターはどちらかというとストラトキャスターの影に隠れた地味な存在というイメージがありますが、逆にコアなテレキャス好きも多いというイメージもありますね!
テレキャスターもストラトキャスターもシングルコイルのピックアップを搭載してるエレキギターですが、これらはまずピックアップの数が違いますね。
- テレキャスター:2個
- ストラトキャスター:3個
そして、このピックアップのマウント方法がテレキャスターとストラトキャスターでは大きく異なります。
テレキャスターのピックアップのマウント方法
ストラトキャスターのピックアップはピックガードにマウントされていますが、テレキャスターのピックアップは特殊なマウント方法となっております。
テレキャスターのフロントピックアップは、金属のピックアップカバーに覆われており、スプリングを介して木ネジでボディに取り付けます。
リアピックアップはピックアップカバーが無く、ブリッジプレートに3本のネジとスプリングを介して吊り下げ式で取り付けられるという特殊なマウント方法となっております。
テレキャスターのピックアップの特徴的な音の要因は?
テレキャスターのブリッジは金属で、リアピックアップの下にはエレベーションプレートという金属の板が取り付けられており、それがテレキャスターの特徴的な音の要因となっております。
テレキャスターのピックアップは古い設計で、フロント、リアのピックアップが基本的に同じ極性のため、ストラトキャスターのハーフトーンのようなノイズキャンセリング機能がありません。
テレキャスター用ピックアップの豆知識!
テレキャスターのフロントピックアップは、ストラトキャスターのフロントピックアップより小さく、リアピックアップは逆にテレキャスターの方が大きく、取り付けのネジ穴の位置も違うため、基本的にストラトキャスターのピックアップとの互換性はありません。
しかし、ストラトキャスター用ピックアップのテレキャスター版も各メーカーで販売されていたりしています。
有名所で言いますと、Fenderのテキサススペシャルとかですね!
また、フロントピックアップ単体で販売しているものは、ストラトのハーフトーンのようにノイズキャンセリング機能をもたせている場合が多いです。
もし、お手持ちのテレキャスターのハーフトーンでノイズにお悩みでしたら、フロントピックアップの交換も選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
よかったら参考にしてみてくださいませ。
ではでは!