みなさんは弦のゲージを選ぶ際、どの様に選んでいるでしょうか?
色んなゲージを試した上で太いゲージを使ってるという方、太い音が出るから太いゲージを使っているという方など、様々だと思います。
ということで今回は、弦のゲージを太くすることのメリット・デメリットをまとめてみました!
弦のゲージを太くするメリット
まずは、弦のゲージを太くするメリットをまとめてみました。
- 音が太くなる。
- 弦が切れにくくなる。
- 弦のテンションを上げる事ができる。
①音が太くなる。
基本的に、弦を太くすれば、音も太くなります。弦を太くする理由の第1位がこの理由じゃないでしょうか!笑
②弦が切れにくくなる。
弦が太くなれば、弦も切れにくくなります。弦が切れにくいのは経済的に助かりますね!笑
③弦のテンションを上げる事ができる。
これは考え方によってはメリットでもデメリットでもありますね!
弦のテンションを上げるメリットとして、ダウンチューニングで弦のテンションを釣り合わせる事ができます。
ダウンチューニングのギターは弦のテンションが当然弱くなりますので、それを補うために弦のゲージを太くし、弦のテンションを上げることができるのです。
弦のゲージを太くするデメリット
続いて、弦のゲージを太くするデメリットをまとめてみました。
- サスティーンがなくなる。
- エッジのない音になる。
- ゲインが少ない音になる。
- ネックに負担がかかる。
- 弦のテンションが上がる。
①サスティーンがなくなる。
チューニングにもよるのですが、弦のゲージを太くしてテンションが強くなると、サスティーンがなくなってしまう場合があります。
②エッジのない音になる。
弦のゲージを太くすると、ゲージが細い弦と比べ、コンプレッサーで圧縮されたような音になってしまいます。
③ゲインが少ない音になる。
こちらもチューニングによりますが、弦のゲージが太くなり、テンションが強くなると、音を歪ませた時にゲインが少ない音になってしまいます。
④ネックに負担がかかる。
弦のゲージを太くすると、その分弦の張力が上がりますので、ネックへの負荷が多くなります。
⑤弦のテンションが上がる。
チューニングの違いや、それぞれの好みもありますが、弦のテンションが上がると弾きづらくなる場合があります。
まとめ
弦のゲージは基本的に0.09~0.42がスタンダードだと思いますので、もしこのゲージで音に不満が出てきたらまずは、
- ピックアップの高さを見直す
- アンプやエフェクターの設定を見直す
- ピッキングのやり方を見直す
以上3点を見直してみましょう。
0.09~0.42のゲージでも、弾き方次第で十分に太い音を出すことは可能です!
それでも改善しない場合は、弦のゲージを見直してみると良いと思います。
最も大事なのは、自分のギターのスペックやチューニングに合ったゲージで、弾き心地に影響を及ぼさないようなゲージを選ぶことです。
是非是非、参考にしてみて下さいね~!