ギター材「ウォルナット」とは?
どうも、音楽理論.com管理人のマユシマでございます。
今回のテーマは「ウォルナット」という木材でございます。
ウォルナットは主に北アメリカ、中南米、南米、ヨーロッパなどが主な産地の木材です。
ウォルナットと言われると、あまり聞き馴染みが無いですが、実はウォルナットはクルミの木のことです!
「ウォルナット」の特徴!
ウォルナットは濃い褐色の色合いです。
見た目的にはなんとなく、指板材としてよく使われるローズウッドのような感じに似ているのですが、どちらかと言うと柔軟性に優れた木材です。
稀にキルトやフレイム系の杢が現れる木材でもあります。
「ウォルナット」の使用箇所
ウォルナットはギターやベースのボディ、ネックなどに使用されます。
また、よくストラトキャスターなどのネックの裏側を見ると、濃い褐色の木材がトラスロッド部分に埋め込まれていますが、これがウォルナットでございます。
そう言われると、一気に馴染みのある木材って感じがしますよね!
Ibanezのギターのネックでメイプルとウォルナットを交互に張り合わせた5ピースのものもありますね。
ウォルナットは杢の見た目も人気の木材ですので、ラミネート材として使用されることも多い木材です。
「ウォルナット」の音の特徴
ウォルナットは太く豊かな中低音が特徴です。
その中にもしっかりと芯のある音で、独特なサウンドです。
まとめ
最近はウォルナットだけを使用したボディやネックのエレキギターは少ないです。
どちらかと言うと、ネックの一部に使用されていたり、ボディのラミネート材に使用されることの方が多い木材ですね!
それだけに、もしウォルナットだけをボディやネックに使用したギターを発見したら、結構レアかもしれません。
唯一無二な感じでカッコいいですね!
個人的にはウォルナットの杢目も好きなので、ボディがウォルナットでラミネートされたギターをいつか欲しいなと思っております。
いつか絶対手に入れてみせる!笑