チューブアンプ(真空管アンプ)の音作りは上手くできていますか?
どうも、音楽理論.com管理人のマユシマでございます。
今回のテーマはチューブアンプの音作りについてです。
スタジオやライブハウスにあるようなチューブアンプを家に持っている人は少ないかと思いますので、いざスタジオやライブハウスでチューブアンプを使う際に使いこなせる方は意外と少ないと思います。
そこで今回は、そんなチューブアンプで良い音(歪み)を作るためのコツをご紹介したいと思います。
理想的な歪みサウンドとは?
歪みサウンドにも色々な音がありますので、これが正解というものはありませんが、どの歪みサウンドにも共通な理想形があります。
理想的な歪みサウンドの条件は大きく下記の3つです。
- ノイズが少ない
- サスティンが伸びる
- 音が濁らず、コード感がわかる
しかし、このような理想的な歪みサウンドを作るのはなかなか至難の業です。
チューブアンプ(真空管アンプ)で極上の歪みサウンドを作るコツ!
チューブアンプでの音作りはツマミがたくさんあって難しいのですが、これから解説する1つのポイントに気をつけるだけで、チューブアンプの特性を活かした極上の歪みを作ることができます!
それは、パワーアンプの出力をコントロールするマスターボリュームをある程度上げることです。
チューブアンプはプリアンプでも歪みサウンドを作ることができますが、チューブアンプの醍醐味はなんと言ってもパワーアンプに負荷を掛けて出力される音です。
これはトランジスタアンプでは出せない音ですので、チューブアンプを使用する際は是非ともマスターボリュームをある程度上げてチューブアンプの特性を活かした音作りを心がけたいところです。
しかし、実際にはなかなかスタジオやライブハウスでそこまでマスターボリュームを上げられない場合も多いと思います。
そういうときは、100Wのように大きな出力ではなく、50W以下の出力が低めのチューブアンプを使用するのも良いかと思います。
チューブアンプの音作りで迷っている方、是非ともパワーアンプのマスターボリュームのセッティングを意識して音作りを行ってみてくださいませ!