弦をいい加減に押さえていませんか?
どうも、音楽理論.com管理人のマユシマでございます。
今回のテーマは弦の押さえ方についてです。
ギターの演奏において、弦の押さえ方はとても重要です。
ですが、弦の押さえ方についてあまり意識したことがない方も多いのではないでしょうか。
間違った押さえ方は様々な悪影響を及ぼしますので気をつけなければなりません。
間違った押さえ方の弊害とは?
間違った弦の押さえ方が引き起こす悪影響は以下のとおりです。
- 腱鞘炎の原因になる。
- 上達が遅くなる。
- 筋肉が疲労しやすくなる。
- フレットの寿命が短くなる。
- ピッチ(音程)が乱れる。
- 出音が悪くなる。
などなど。
とにかく悪い事だらけでございます。
では、正しい弦の押さえ方はどうすれば良いかと言いますと、これから解説する2つのポイントを意識することで大幅に改善することができます!
正しいフィンガリングをするための2つのポイント!
これから解説する2つのポイントのコツを掴めば、劇的にギター演奏技術が向上します!
①フレットの近くの部分を押さえる。
弦を押さえるときは、上図のようにフレットの近くの部分を押さえることが重要です。
フレットから離れた部分を押さえると、弦を押さえる力がうまく伝わらないため、サスティーンが悪くなり、ピッチ(音程)も悪くなってしまいます。
特に、ローポジションではフレットの間隔が広いため特に意識して弾く必要があります。
②指板に対して指が垂直になるように押さえる。
弦を押さえるときは、上図のようなイメージで指板に対して指が垂直になるように押さえます。
指板に対して指が垂直になるように弦を押さえると、押さえる力が弦に伝わりやすくなり、弦を押さえる力が必要最低限で済むので、手が疲れにくくなります。
間違った弦の押さえ方による手の力みは、スムーズで円滑なフィンガリングの妨げになりますので、ギターを思うように弾けない原因になってしまうのです。
正しい弦の押さえ方で正しいフィンガリングフォームを身に着けましょう!
弦を正しく押さえることで、自然とフィンガリングフォームも改善されていきます。
正しいフィンガリングフォームで、力み無くギターを演奏できるようになれば、ギターをストレスなく演奏することができるので、ギターを弾くのがさらに楽しくなるはずです!
是非是非、参考にしてみてくださいませ!