BOSS ST-2 Power Stackとは?
今回はビンテージスタックアンプの音を再現したエフェクター「BOSS ST-2」を私が実際に使用してみた感想をご紹介していきたいと思います。
BOSS ST-2はいわゆるマーシャル系の音を再現したペダルと言われています。
おもしろいのが「SOUND」というツマミで、このツマミを調整することによってマーシャル系のクランチからハイゲインの音まで幅広い音作りが可能となっております。
BOSS ST-2レビュー!
では、私が実際にBOSS ST-2を使用してみて感じたことをレビューしていきたいと思います。
私が特に気になった部分を項目ごとに解説していきます。
マーシャルアンプ(チューブアンプ)の音に近い
BOSS ST-2はマーシャルの音を再現しているということで、果たしてどれほどマーシャルに近いのかと気になっておりましたが、歪みの質がやはりマーシャルに近く、試したトランジスタアンプでもマーシャルの音に化けました。
また、ピッキングの追従性が良く、ギターのボリュームに素直に反応するので、弾いたフィーリングはまさしく真空管アンプという感じです。
クリーンからディストーションまで幅広く対応できる
BOSS ST-2は歪みの幅が広く、クリーン、クランチ、オーバードライブ、ディストーションまでカバーできます。
JCM800を彷彿とさせるようなキレのあるクランチは極上で、弾いていて非常に気持ちが良いです。ジミヘンの曲なんかを弾くと最高です。
歪みを深くしてもザ・マーシャルというような歪みでこれまた弾いていて気持ちが良いです。しっかり歪みますのでメタル系の歪みまで対応できます。ほとんどのジャンルに対応できる歪みペダルだという印象を受けました。
音圧、音の太さも特徴で、音抜けも良く、リードサウンドも十分作れますし、パワーのないストラトでもしっかりパワーのある太いサウンドになります。
音痩せ、ノイズが非常に少ない
クリーンからディストーションまで幅広い音をカバーしているBOSS ST-2ですが、ノイズの少なさも非常に素晴らしいと思いました。
音痩せほぼ感じませんし、安心してボードに組み込める非常に優秀なペダルです。
コストパフォーマンスが優秀
これほどクオリティの高いマーシャル系サウンドを出すことができるBOSS ST-2ですが、このクオリティに対して価格もリーズナブルですのでコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
BOSS ST-2はこんな人におすすめ!
- コンパクトエフェクターで手軽にマーシャルサウンドを出したい人
- JCなどのトランジスタアンプでマーシャルサウンドを出したい人
- コンパクトエフェクターでチューブアンプのような音を出したい人
- クリーン~ディストーション~リードサウンドまで1つのペダルで対応したい人
- 低価格でマーシャルサウンドを楽しみたい人
上記のような方にBOSS ST-2はおすすめです!
まとめ!
BOSS ST-2はクランチからハイゲインの歪みまで幅広い音作りが可能ですが、個人的にはクリーン~クランチ~オーバードライブくらいの音が非常に好みでした。
マーシャル系の素晴らしいサウンドなのはもちろんですが、ギターのボリュームに素直に反応し、太くチューブアンプライクな音で本物のマーシャルアンプのフィーリングに近いという点が特に素晴らしいと感じました。
このクオリティでさらに価格も安いのはさすがBOSSですね。
BOSS ST-2の購入をお考えの方、よろしければ参考にしてみてくださいませ。