BOSS BD-2 Blues Driverとは？
今回はBOSS(ボス)の言わずと知れた名機「BOSS BD-2」を私が実際に使用した感想をご紹介していきたいと思います。
BOSS BD-2は私も昔から愛用しているエフェクターなのですが、その名の通りブルース系のオーバードライブで、ジャキジャキ系のサウンドが特徴です。
またブースターとしても優秀で、幅広い用途で使用できるエフェクターです。
プロのギタリストにも愛用者が多く、BOSSのエフェクターの中でも名機中の名機です。
BOSS BD-2レビュー！
では、私が実際にBOSS BD-2を使用して感じたことをレビューしていきたいと思います。
私が特に気になった部分を項目ごとに解説していきます。
ジャキジャキな音が気持ち良い
BOSS BD-2の最大の特徴と言っても良いのがジャキジャキ感です。粗めの歪みですが、繊細な音で、特にクリーンからクランチのサウンドが個人的に好みです。このジャキジャキ感でのカッティングが非常に気持ち良いんですよね！
また、BOSS BD-2のジャキジャキ感はシングルコイルでもハムバッカーでもそれぞれのギターの特徴を活かしたサウンドになりますので、どんなギターにもマッチします。
トランジスタアンプに繋ぐと、真空管アンプで弾いているかのような感覚になる
BOSS BD-2はピッキングの追従性に優れているのも特徴の１つで、その感覚はチューブアンプで弾いているかのような感覚に似ています。
その感覚はJCなどのトランジスタアンプにBOSS BD-2を繋いだ際も感じることができ、トランジスタアンプで弾いているのにチューブアンプで弾いているかのようなコンプレッションを感じることができます。
TONE、LEVELの位置でキャラクターが変わる
BOSS BD-2はジャキジャキなサウンドしか出せないというイメージがありますが、TONEつまみの位置によって様々なキャラクターのサウンドを作ることができます。TONEつまみを低めに設定すれば温かいサウンドを作ることも可能です。
またLEVELつまみを調整することでもサウンドのキャラクターが変わります。LEVELつまみは下げめだとクリアなサウンド、上げめだと音圧のあるサウンドに変化します。
TONEつまみとLEVELつまみのセッティングの組み合わせを色々と試してみるのもBOSS BD-2の音作りで楽しいところだと思います！
歪み幅が意外と広い
BOSS BD-2はブルースドライバーという名前なので歪み幅は狭そうなイメージがありますが、意外と歪み幅が広く、ハードロックに対応できるくらいまで歪ませることができます。GAINを上げていけば荒々しい歪みが増してきて、これがなかなかかっこいい音なんですよね。
またTONEを変えれば歪みの質も変わってきますので、セッティング次第で歪みのバリエーションも広がります。
ブースターとして使用すると、音抜けの良いリードサウンドになる
BOSS BD-2はゲインブースターとしてもなかなか使えます。
ゲインブースターとしてはTS系の中域に太さを持たせるものが定番なイメージですが、BOSS BD-2をゲインブーストとして使用すればアンサンブルで埋もれない抜けの良いリードサウンドを作ることができます。
リードサウンドで抜けの良いサウンドがなかなか作れないという方はBOSS BD-2をゲインブーストとして使うことで改善されるかもしれません。
BOSS BD-2はこんな人におすすめ！
- ジャキジャキなクランチサウンドが好みな人
- トランジスタアンプでもチューブアンプのような弾き心地で演奏したい人
- ピッキングニュアンス重視の演奏がしたい人
- トレブリーな荒々しい歪みが好きな人
- 音抜けが良くなるゲインブースターを探している人
上記のような方にBOSS BD-2はハマるかもしれません！
まとめ！
BOSS BD-2は昔からプロ御用達の歴史あるエフェクターですが、実は生産時期によって若干の音の違いがあったりしてそこも面白いところなんですよね。
ちなみに最新型のBOSS BD-2は初期型よりもGAINを上げたときのチリチリ感が抑えられており、若干低域もプッシュされているように感じます。
これはどちらかと言うと好みの問題ですので、自分に合ったBOSS BD-2を見つけ出すのも面白いかも知れませんね。
そんなBOSS BD-2、一度試してみてはいかがでしょうか。