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コーティング弦とは?
どうも、音楽理論.com管理人のマユシマでございます。
今回のテーマはコーティング弦についてです。
コーティング弦はその名の通り、弦にコーティングが施されている弦で、その一番の特徴はコーティングによって錆びなくて長持ちするという点ですね!
また、弦がコーティングされていることによって、指板潤滑剤が必要ないくらい弦の滑りが良くなるのでフィンガーノイズも少ないというメリットもあります。
しかし、コーティングによる音への影響は結構ありまして、コーティング弦の音が嫌いという方もいますが、現在はかなりコーティング無しの弦と遜色ない音が出せるコーティング弦も発売されています。
わたくしもずっとコーティング弦ユーザーで、メンテナンスが楽でもうコーティング弦以外は使えないレベルでございます^^;
ギターを弾いた後に、クロスで弦を拭かなくても非着心地がほとんど変わらなくて、もう5年くらい弦を変えてないギターもあるくらいです。笑
現在、各メーカーから様々なコーティング弦が発売されていますが、色々とコーティング弦を試したわたくしが、各メーカーから発売されている弦の特徴などをご紹介していきたいと思います!
メーカー別コーティング弦
①Elixir(エリクサー)
まず、ご紹介するのがElixir(エリクサー)です。
コーティング弦と言えばElixirと言うくらい有名な弦ですね!
今でこそ色んなメーカーからコーティング弦が発売されていますが、昔はElixirの1強って感じでしたね。
それだけ歴史の長いコーティング弦ですので、やはり評価は高いです。
Elixirは下記3種類のコーティング弦が発売されておりまして、
- POLYWEB
- NANOWEB
- OPTIWEB
の順番でコーティングが薄くなるイメージで、よりノンコーティング弦の質感、音に近づくイメージです。
OPTIWEBに関しては、コーティング弦にも関わらず、音がノンコーティング弦とほぼ変わらないのがすごいです!
むしろ、ノンコーティング弦よりも高音域が出てブライトな感じさえあります!
そしてElixirはなんと言っても長寿命で錆びないですね!
安心と信頼のElixirでございます。
自分の好みに合わせてこの3種類から選択すると良いでしょう。
②D'Addario(ダダリオ)
D'Addario(ダダリオ)からもコーティング弦が発売されております。
1つはこちら↓
こちらはD'Addario社独自のEXPコーティングが施されており、コーティング弦でサビに強いのはもちろん、コーティング弦でありながらブライトなD'Addarioらしさも感じられる弦です。
弦のテンションや質感も通常のD'Addarioに近いので、もともとD'Addarioの弦を使用していた方には違和感無く使用できるのではないかと思います。
そしてもう1つがこちら↓
こちらはD'Addario最新のコーティング弦で、よりノンコーティング弦の音や質感に近くなって、弦の強度、ピッチの安定感、サビへの強さなどが向上してさらに長寿命になった弦です。
D'Addarioの最新の技術が詰まったD'Addario最高傑作と言っても過言ではないくらい、D'Addario好きのわたくしもお気に入りの弦です!
③ERNIE BALL ( アーニー・ボール )
続いて、こちらもエレキギター弦の定番、ERNIE BALL ( アーニー・ボール )のコーティング弦でございます。
音質や質感は通常のノンコーティング弦と遜色ない印象で、この弦の一番のストロングポイントはチューニングの安定度が高いところだと個人的に思います。
プレーン弦に使用されているチタニウムワイヤーのおかげか、チョーキング連発してもチューニングがほとんど狂いません!
ただし、耐久性に関してはElixirなどに比べ多少劣る印象ですが、安定感重視の方にはおすすめなコーティング弦です!
上記3つのメーカー以外のコーティング弦はおすすめしません!
それ以外にも、コーティング弦を販売しているメーカーはいくつか存在しますが、あまりおすすめはできません。
例えばAriaproIIのコーティング弦は3セットで約1300円と破格の安さですが、耐久性などあまり良くないです。
あとはK-GARAGEのコーティング弦も500円台とコーティング弦にしてはとても安いですが、これもやはり値段相応です。
触った感じの質感だとか、コーティング弦を試してみたいなという方にはもしかしたら丁度良いかもしれません。
やはり、コーティング弦はなんと言っても耐久性の良さが1番のメリットだと思いますので、是非とも上記で紹介した3つのメーカーのものを試して体感していただきたいです!
良かったら参考にしてみてくださいませ(^o^)!